植田正治

植田正治氏(1913年〜2000年)は鳥取砂丘をスタジオとして作品を作り続けた写真家。海外でもUeda-cho(植田調)で知られ、高い評価を得ています。

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恥ずかしながら植田正治氏を知りませんでした。テレビで拝見して感動した次第です。
氏のスタジオはずっと生地の鳥取砂丘だったそうで、そのスタジオで主に普通の方をモデルにして作品を作り続けたそうです。特異なのは、そんなモデルさんに演技をさせていたということ、また構図を綿密に計算されていたということです。風や舞い散る砂粒まで計算されたのでしょうか。多分そうしたのではと思います。作り込んだテーマを自然の中に置いて撮影する。凄い世界だと思います。写真の様々な可能性を凌駕し、自然であって不自然、不自然であって自然な世界です。

 

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05. 3月 2012 by ssnnim
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