百済観音

百済観音は斑鳩の里の法隆寺に居ます。作者は不明で7世紀の中頃に作られました。

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とにかく大きいのにビックリしました。そして圧倒される存在感の観音様です。長らくお寺では虚空蔵菩薩と思い込んでいたらしいのですが、明治時代になって土蔵から木造の宝冠が発見されて、そこに阿弥陀様が彫られていたので、観音様ということが分かったそうです。
身長2m超で細身の身体は一般的な観音様と違う容姿です。光背のデザインも葉っぱのようなフォルムで、その光背を支えている棒が、どう見ても竹づっぽなのには驚きました。
聖徳太子は百済観音と会ったのでしょうか。楠の一木造りという点でも、素晴らしい造形美の観音様です。

 

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25. 5月 2012 by ssnnim
Categories: 彫刻, 美術 | Tags: | Leave a comment

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