Torre Agbar

バルセロナをGoogleで検索すると、本家本元のバルセロナ市よりもFCバルセロナの方が先に出てくるほどサッカーのクラブの方が有名になってしまったらしい。でもバルセロナ市の方も勿論健在で、すぐ思い浮かぶアントニ・ガウディの数々の作品もあるけれど、現在のランドマークは、サグラダ・ファミリア教会よりもトーレ・アグバールじゃない?ってほど有名になった市水道局のビルです。

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写真左がトーレ・アグバール。砲弾のようなフォルムのこのビル、デザインしたのはフランスの建築家ジャン・ヌーヴェル。サーリネンのアーチと肩を並べるくらい印象的な建造物だなと思ったら、あれあれ、ロンドンにも似たような建物があるぞ、と気付いちゃったりするのはご存じの通り。写真右側がそのサーティ・セント・メリー・アクスです。デザインは建築家ノーマン・フォスター卿とのこと。双方のビルとも特徴的なフォルムと表面のグラフィックが意味深な感じなのだけれど、片や重々しいのに、もう一方は軽々しさを振りまいちゃってる感があるのは否めない。個人の趣味で強いて言うなら模様とパターン、この勝負は模様の勝ち、ってなところでしょうか。ちなみに建ったのは30 St Mary Axeの方がタッチの差で早かったようです。

 

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03. 8月 2009 by ssnnim
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