桑山忠明

桑山さんは、ラインハートの後期に彼らと並走した近代日本人アーチストの第一人者である。一見してミニマルな作風は、随分長い間ミニマリスと思われていたと評されているが、近年の俗に言うシェープドキャンバス的な作品や立体の作品を見ると、やはりミニマルの極限に立っている作家と思えてならない。桑山さんとの対談アーカイブなどに目を通すと、ご自身は画材や技法面しか語っていないのでスタンスは定かになっていない。80歳を過ぎてもまだ健在なご様子なので、いつまでも居なくならないでいて欲しいと思う。

 

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08. 8月 2011 by ssnnim
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